Research

研究について

当教室では、精神神経科、消化器内科、内分泌代謝内科、循環器内科、公衆衛生、放射線科など医学部の多くの診療科との連携を積極的に行っています。また、理工学部、経済学部、商学部、総合政策学部など他学部と、さらには、他大学との共同研究も多く実施しています。従来からの予防医療、すなわち、健康を推進する1次予防、早期発見の2次予防、再発予防・リハビリテーションの3次予防に限らず、個人のリスクを知って対策を講じる0次予防、あるいは疾患とともに生きる人が暮らしやすい社会システムの創生など、新しい予防医療に資する多くの研究を展開しています。

  • 探索的検証

    Wellbeingの調子、生活リズム、
    血糖変動の関連を見出す探索的検証

    持続血糖測定器、ウェアラブルデバイス、質問紙を用いて、血糖変動や日常生活活動、食生活や心理的な状態についての情報を取得し、これらの関連を見出すための研究を行っています。

  • 調査

    働く人々のウェルビーイング向上を
    目指した調査

    都市部のオフィスワーカーから、定期健康診断結果を収集し、WEB調査票で働き方や休み方に関する情報、心身の状態、ウェルビーイングに関する情報を収集しています。将来、これらのデータを様々なセンシングデータと組み合わせることで、心身の健康を増進する介入につなげます。

  • テーラーメイド行動変容プログラム開発

    将来の認知機能予測に基づく
    テーラーメイド行動変容プログラム開発

    現在の認知機能、生活様式を入力することで、数年後の認知機能を予測し、テーラーメイドな行動変容を提案、その効果を可視化する認知機能シミュレーションアプリと認知トレーニングツールを開発しています。

教育について

  • 修士・博士課程

    修士・博士課程

    医師に限らず、心理、看護、理学療法などのバックグランドや、データサイエンスなどの工学のバックグランドを有した学生が、それぞれの目標に向かって研究に取り組んでいます。卒業後のメンバーは、大学教員、就職、企業など幅広く活躍しています。

  • ゼミナール

    ゼミナール

    慶應義塾大学医学部の学部1年生のゼミナールでは、AI活用の医療の未来、プログラム医療機器の開発課題、近未来の予防医療などをテーマに、様々な実例を示しながら、学生と気軽な議論をしたり、調査を行っています。

  • 自主学習

    自主学習

    慶應義塾大学医学部学部では、医学部生が研究に取り組む「自主学習」カリキュラムを採用しています。当教室でも毎年熱意を持った学生が研究に参加し、研究成果の発表や学術論文の投稿を目指して研究に取り組んでいます。

研究者について

We are researchers!

当教室では
学生や医師を募集しています。

学生・医師募集

一緒に研究に取り組みたい
医師・学生さんへ

当教室では、予防医療センターで蓄積されるデータ、上述の研究で収集される多くのセンシングデータや調査データを活用する様々な研究を展開しています。研究の高い志を持つ医師、博士課程・修士課程への進学を希望する学生、学部生を受け入れています。研究室への見学も随時受け入れています。詳しくはコンタクトフォームよりお問い合わせください。