About
Hills Joint Research Laboratory for Future Preventive Medicine and Wellness
さらなる高齢化が進む超高齢社会の日本において、健康長寿はもちろん、社会を支える全ての人たちが健康で、生き生きと暮らせる社会を作っていくことが求められています。当教室では、慶應義塾大学予防医療センターと協働し、高度医療情報を活用する研究群、種々の生活データを収集・活用する研究群を数多く展開していきます。また、総合大学としての強みを生かし、行動科学に基づく様々なアプローチを駆使する、未来の予防医療を切り開いていきます。
臨床
研究
高精度の
人間ドック
データの提供
プログラム開発
新たな予防
医療の開発
疾病の予防や心身の健康推進に資する、
予防医療の研究開発に取り組みます。
共同研究講座は、学校法人慶應義塾と森ビル株式会社が麻布台ヒルズを舞台に予防医療・ウェルネスの未来を切り拓くことを目的に締結した基本協定に基づき、2021年4月に開設されました。森ビルが管理 ・運営する街(ヒルズ)をフィールドに、そこに住み・働く多様なライフステージの人々の健康課題を把握し、研究することで、予防医療の更なる発展を目指しています。
©DBOX for Mori Building Co., Ltd. - Azabudai Hills
Taishiro Kishimoto
ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座
特任教授
高齢者のフレイル・認知症、労働年齢のメンタルヘルス不調は日本にとって最も重要な社会課題であり、今後もますます重要になります。予防医療において、精神医学に求められる役割は大きいと考えます。今までも医工連携をはじめ領域を横断するような研究を多く行ってきましたが、精神科医としてのバックグランドを生かし行動科学の知見をも通じて、新しい予防医療の発展に貢献したいと考えています。
Kazuhiro Kashiwagi
ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座
特任教授
予防医療センターでは、生物学的年齢や臓器機能を評価し、機能維持―抗老化―を目指します。本講座では、ここで得られた知見を、個人のニーズに応じて、より広い世代へと還元したいと考えます。食・運動・睡眠などのライフスタイルや生活環境のセンシングやモニタリンによる”ゆるい繋がり”とアドバイスにより、岸本チームと連携して、個人のウェルビーイングの実現のサポートをしたいと思います。